運河ミドルカヌーツアー
11月中旬から12月中旬にかけては、風も強くない穏やかな日が多く、
多少の肌寒さはあっても、ゆったりとカヌーを楽しむには最高のタイミング。
青空にスカイツリーがくっきり映える季節でもあります。
本日来てくださったのは、以前ご家族で海外のカヌーツアーを体験され、
「家の近くでも気軽にアウトドアを楽しめたら…」と探していたところ、
この“都会で楽しむカヌーツアー（運河カヌーツアー）”にたどり着いてくださった方でした。
今回はご家族の視察のような形で、お父さんお一人でのご参加。
普段から海外との行き来が多く、とても忙しい生活をされているとのこと。
そんな方が、都会のど真ん中で
“ゆったり自然を感じる時間”
“いつもと違う角度から眺める景色”
に大感激されていたのが、とても印象的でした。
運動を普段されているようで、カヌー操作もすぐに慣れ、
スイスイと気持ちよさそうに進んでいく姿がとても爽やかでした。
今日は運河カヌーツアーのメインでもある「水門（まさに水上エレベーター）」を体験。
こちら側と荒川側では水位が違うため、1.7メートル上昇させてから反対側が開きます。
水門が開いた瞬間の開放感は、何度体験してもワクワクします。
荒川に出ると、驚くほど穏やかな水面。
日曜日ということもあって、河川敷にはピクニックを楽しむファミリー、釣り人など、のんびりした空気が広がっていました。
そんな中、カヌーで静かに進んでいくと、自然と視線が集まります。
ちょっとした特別感のある時間です。
今日は穏やかだったこともあり、荒川の真ん中あたりまで出てみました。
首都高、鉄道の橋、遠くに見える海――
まるで東京をひとりじめしているような景色が広がり、
「これは贅沢すぎる…！」と、大喜びしていただきました。
「家の近くでこんな体験ができるなんて知らなかった」と驚いていたお父さん。
今度はご家族で、スカイツリー方面のコースや今日の水門体験を楽しみたいと話してくださり、
こちらとしても再会がとても楽しみになりました。
都会で楽しむカヌーツアーは、12月中旬まで開催しています。
穏やかで、青空が綺麗で、冬の始まりを感じるこの時期ならではの気持ちよさを、
多くの方にぜひ味わっていただきたいと感じた一日でした。
